トラック運転手 × 妻 × 母親

トラック運転手と一口に言っても、その業務形態や労働環境はさまざま。
長距離ドライバーとなれば時間は不規則ですし、当たり前ですが拘束時間も長くなります。
ダンプの運転は朝早くからの現場が多く、コンビニの店舗配送は深夜帯の勤務も多いようです。
働ける時間が限られている環境の方や、運転したいサイズによっても沢山の選択肢があります。
特にお子さんがいらっしゃる方は、家事や育児と両立できるのかは気になるポイントですよね。
現役女性ドライバー、そして現役の妻でママ、という方に今の環境について聞いてみました。

日立zx200車内 女性運転手

乃愛姫さん
10tダンプオペレーター

まず「ママ」としては、男社会の中での仕事で体力面や、精神的にも落ち込む時もありますが、やはり子供たちの為に…と思えば頑張れるんですよね…
そして愛情たっぷり注ぐ事を忘れちゃいけません!仕事でぐったり疲れていても、子供たちの前では笑顔です。

「妻」として…は、トラック運転手になるとなれば、パートナーの理解が必要となると思います。
朝早かったり、夜遅かったりと生活が不規則になる事もあるので、「妻としてやるべき事はやる!」ですね!
たまには息抜きも必要ですが、好きな仕事だから頑張れるし、理解してもらいたいし…だからやるべき事はやって認めてもらうんです!

トラック内 女性ドライバー

さやかさん
造園 土木工事 林業

ガテン系の女性は増えてますが、やはり元は男の仕事というのもあり、育児をしながら仕事をするのは正直まだ肩身が狭いですね……。

私は現場仕事なので、遠距離や配送などのお仕事をされている方達と比べると大分融通は利きますが、職場で子どもを預けて働いているのは自分しかいないので、とても周りに気を使います(*_*)

うちは旦那も職人で現場作業なので、頼る事もなかなか出来ず……。
子どもが小学生になればだいぶ安心して仕事に集中することも出来ますが、朝子どもより早くて帰りも遅いので、「いってらっしゃい」も「おかえり」も言ってあげることができません。

寂しい思いをさせてしまってますが、仕事してるママはカッコいい!と思ってもらえているのはとても救いになります。
これからまた子どもが生まれて、保育園に預けて働きに出る事になるので、さらに大変になるなぁと思っています笑 それでも雇ってもらえる私は恵まれてるんだと思います。
これが“恵まれてる”のではなくて、そういうことが“当たり前”である社会になっていってくれればなと思います。

現在、国土交通省「トラガール促進プロジェクト」では、女性を雇うことについての経営者の意識改革や女性が働きやすい労働環境の整備を推進しています。

そのおかげか、徐々にではありますが社内に託児所や育児サポートシステムを導入する企業が出てきたり、労働時間の選択肢を増やすなど、ママにも優しい仕事場が増えてきているようです。

お子さんが小さいうちはアルバイトにして近距離の業務に就き、小学校に上がってから再度正社員にしてもらう、など柔軟に対応してくれる企業も見受けられます。

また、今は男女に関わらず運送業界全体が人手不足に陥っています。
そのため中型以上の免許取得者・業界経験者は歓迎される事が多く、その分選択肢も広がります。
もちろん普通免許のみ・未経験でも、入社後からのサポート体制が整っている企業もありますので安心してください。

自分の生活スタイルややりたい方向を定め、どんな現場が自分に合っているのかを見極めるのが大事なポイントですね。
働くママさん、そしてパパさんも、みんなでサポートし合って頑張りましょう!

舞乃と娘さん♡

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